Horikawa Hostel

2階と3階が客室。 それぞれ1部屋のみ、ひとりから泊まれるドミトリー。 大通り沿いに小さな置き看板があり、それを見逃さなければたどり着けるがわかりにくい。 入口は事前に送られたパスワードで解錠するタイプの鍵で、庇がないので雨の中荷物を持って携帯を開き、ボタン操作するのは苦労した。 中はもちろんエレベーターなどないので階段だが、幅が狭く荷物を持って上がるのに苦労する。 入った瞬間から加湿除湿機がついていたがエアコンは止まっており、そのせいか中は冷え切っていた。 その加湿器も動かしているのが不思議なくらい埃まみれで、一体いつ掃除したのか。 エアコンをつけても全然暖まらず、品番を見に行ったら8畳用だった。 少なくとも12畳はあるので、16か18畳用くらい付けてくれないとパワーが足りない。 夏の暑さは推して知るべし。 ベッドはダブル2基とシングル2基で最大6人が寝られる部屋だが、6人で使ったらかなり窮屈な空間になるだろう。 しかも上の段のシングルは柵がなく、寝相に自信がなければ怖い思いをするかも。 流し台があるがコンロはなく、料理はできないが皿とカトラリーがある。 買ってきたものを取り分けて食べるためのものだろうか。 電子レンジとドラム式洗濯機があり、連泊の出張者には良さそうだが浴槽がなく、シャワールームのみなので長期的には厳しい。 トイレと洗濯室には窓がある。 そこからの冷気で中はかなり寒い。 部屋が暖まったあと、素足でトイレに行こうとすると飛び上がるくらい冷たい。 風呂にはシャンプーリンスボディーソープがあるが、洗顔料はない。 あとパジャマがないので、普通のビジネスホテルのつもりで行くと、服を着たまま寝るはめになるので注意。 掃除は最低限といった感じ。 清潔感を求めているとがっかりする。 寝に帰って来るだけなら十分だろう。